濁度計
積分球式濁度計 PT-200

※ 装置写真にはオプションのフローセルポンプを付属しています。
JIS-K0101(工業用水試験方法)、上水試験方法、衛生試験方法註解等の 公定法に準拠し、低濁度から高濁度まで色の影響が少なく測定できる濁度計です。
上水試験法改正に伴う 濁度標準液(ポリスチレン)*に対応しています!!
※平成16年4月より施行されている「水質基準等の改正」により、低濁度域まで測定でき、カオリンよりロット間のばらつきが少ない濁度標準液として、ポリスチレン系粒子懸濁液が採用されました。
環境水:工業用水・水道水・プールの水質、プランクトンの濃度、海水浴場の透明度
化学:撥水・プリンター用トナー・モノマー、Emulsion濃度・高分子中の不純物・潤滑油中の固形不純物
食品:醤油・ソース・ビール/洋酒/日本酒中のてりまたはつや、経時変化(澱)
製薬/化粧品:Emulsion濃度・ビタミン、生薬含有のドリンク剤・混合油・界面活性剤の濃度・洗剤の洗浄力試験・高分子溶液・菌体の数
電力関係:ダム放流による河川水・多目的ダムの水質・ボイラー水の不純物・冷却水の不純物
高感度
光学系の改良(ハロゲンランプの採用、光束および積分球の大型化)により、低濁度域での再現性や安定性が向上しました。
50 mmセルを使用することにより、0.001 ppmの変化を検出できます。

リアルタイムに濁度値グラフ表示
濁度値をリアルタイムにグラフ表示します。そのためサンプル中の気泡の影響や沈降状態をモニタリングできるので測定開始のタイミングがわかりやすく、安定した測定が可能です。

懸濁物質はセル内で対流しながら沈降していくため測定値は常に変動しています。平均値を測定値とするため、安定した測定結果が得られます。

濁度値をリアルタイムにグラフ表示できます。
試料を入れたセルをセットすると、試料水の対流や気泡が抜ける様子をグラフで確認できます。
河川水では約3~5秒程度で安定してくるので安定したタイミングで測定を開始できます。
ワイドレンジ
低濁度から高濁度まで測定レンジの切り替えが不要です。光路長10 mmのセルを使用すれば0~1000 ppmまでレンジ切替なしで測定でき、濁度が未知のサンプル測定において迅速な測定が可能です。
結露防止
試料セル室に乾燥ガスを流すことで結露を防止できます。冷たい試料をそのまま測定することが可能です。
測定方式 | 濁度:積分球式光電光度法(JIS K0101,上水試験法) 色度:透過光測定法(上水試験法) |
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測定範囲 | 濁度:0~1000ppm 10mmセル使用時:0~1000ppm(カオリン)、 0~100ppm(ポリスチレン) 50mmセル使用時:0~5ppm 色度:0~10度 |
フローセルポンプ

フローセルと送液ポンプを組み合わせたることにより、 試料を自動的にフローセルへ運ぶ為、試料セット時の 人為的要因等を最小限にできます。 また、逆回転で排液も行えます。
構成 | 本体(PT-200型) フローセル(セル長30mm) 配管チューブ |
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色度測定ユニット

色度測定用ユニットです。 組み込みオプションユニットタイプで、工場出荷時に 組み込んで出荷します。色度測定をご希望の場合は、 ご注文時にこのオプションをご購入ください。
仕様 | フィルター波長(390nm) セル長(50mm) |
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プリンタ

測定結果、検量線データ、内部統計計算結果、 外部統計計算結果、フローセルポンプ設定等が 印刷可能です。
仕様 | サーマルドットプリンタ 紙幅(112mm) |
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