水質汚濁の原因となっている全リン、全窒素、有機物などの量を監視する事が法令で義務付けられています。工場排水については、JIS K0102で管理項目が規定され、FIA-300シリーズで全項目の測定が可能です。また、小型蒸留装置が環境省告示法に適用されました。ふっ素、シアン、フェノール、アンモニアの蒸留が小型・省スペース・省エネルギーで実施可能となりました。
現在、PFASによる健康リスクが指摘されています。
環境水(河川、地下水)や水道水中のPFASについては、基準値が定められ必要に応じた分析が行われています。汚染された廃棄物、地下水、土壌の処理については様々な方法が検討されており、処理前後の有機ふっ素の総量は燃焼イオンクロマトグラフィーによりスクリーニング可能です。
| 環境水中の有機ふっ素を測るなら... | 自動試料燃焼装置AQF-5000H(C-IC) |
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| シアンやふっ素などの蒸留をするなら… | 小型蒸留装置 DS-5100 環境省告示 |
| 工場排水の全リン、全窒素等を測るなら… | フローインジェクション分析装置 FIA-300 |
| 工場排水、湖沼水の窒素分を測るなら… | 微量全窒素分析装置 TN-5000W |
| 上水の硬度を測るなら… | 自動滴定装置 GT-310 |
| ダム流入や河川水の濁り度を測るなら… | 積分球式濁度計 PT-200 規格:JIS K0101準拠 |
環境分野でおすすめの機器一覧
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全窒素分析装置FIA-300Nフローインジェクション法により環境水、工場排水等の全窒素(Cu-Cd法、UV法)を測定する装置。環境省告示法、JIS法、上水試験法に準拠しています。 -
全りん分析装置FIA-300PJIS流れ分析法により環境水、工場排水等の全りんを測定するフローインジェクション分析装置。環境省告示法、JIS法、上水試験法に準拠しています。 -
多項目分析装置FIA-300Mフローインジェクション法により環境水、工場排水等のアンモニア体窒素、亜硝酸体窒素、硝酸体窒素、りん酸体りん、フェノール類、ふっ素化合物、シアン化合物、クロム(VI) を測定する装置。環境省告示法、JIS法、上水試験法に準拠しています。 -
小型蒸留装置 DS-5100JIS K0102工場排水試験方法に採用された小型蒸留装置です。フェノール類、ふっ素化合物、全シアン、アンモニウムイオンの蒸留が可能です。 -
自動滴定装置 GT-310あらゆる滴定(pH、電位差、電導度、分極、光度滴定など)を可能にしたコンパクトな自動滴定装置です。また、各種オプションにより自動化・溶媒添加も便利にご使用いただけます。食品・医薬・石油製品のJISなどの試験法に広く使用できます。 -
積分球式濁度計 PT-200JIS-K0101(工場用水試験方法)、上水試験方法、衛生試験方法註解等の公定法に準拠し低濁度から高濁度まで、色の影響が少なく測定できる濁度計です。 -
自動試料燃焼装置 AQF-5000H 【2024年春より販売開始】 -
PFAS類の吸着性有機ふっ素(AOF)分析

