試料燃焼装置(前処理)
自動試料燃焼装置 AQF-5000H

- 燃焼イオンクロマトグラフィー(C-IC)による試料中のハロゲンと硫黄の同時測定が可能
- 試料分解-イオンクロマトグラフ自動測定に加え検量線溶液調製、吸収液の希釈も自動化
【NEW】吸収液の自動希釈機能
吸収液をイオンクロマトグラフに注入後、吸収液を自動希釈して再測定することが可能です。
【NEW】組み立て式吸収管
ガスの吹込み管、吸収部本体からなる組み立て式の吸収管のため、メンテナンスが容易です。
【NEW】検量線溶液の自動調製
オプションの検量線用シリンジポンプを使用して、1つの検量線溶液から自動希釈により異なる濃度の検量線溶液を調製することができます。検量線作成が短時間かつ自動でおこなえます。
【NEW】吸収液の自動切替え
酸化還元剤入り溶液と純水のどちらかを選択して吸収をおこなうことができます。測定項目に合わせて自動切換えが可能です。
ユーザーフレンドリーなソフトウェア
決められた条件を繰り返すルーチン分析をスムーズに設定できるモードと、分析条件を任意に変更することが可能なモードを利用できるようになりました。
追加オプションの組込ユニット化
外部液セレクター (ES-500) と燃焼モニター(CM-500) は、吸収ユニットに内蔵することで省スペース化を実現しました。※オプション
安全かつ確実な燃焼
試料の入ったボートが反応管内を低速で移動することができます。様々な試料に最適な燃焼条件を作成し、登録できるため操作が簡単です。
加湿燃焼システム
安定した多量加湿によって熱加水分解をおこなうため、ハロゲンを高精度に測定することができます。3段階の液量に定容できるため幅広い濃度に対応できます。
定容機能
液面センサーを使って、燃焼した後の吸収液量を自動で定容するため高精度に測定することができます。
容易なメンテナンス
燃焼部の前面に扉を配置した、開閉式電気炉の採用により、反応管の装脱着メンテナンスが容易になりました。
試料導入方式 | サンプルボートによる自動搬送(オートボートコントローラー使用) |
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測定対象 | 液体、固体 |
試料量 | 液体:100 μL以下 固体:150 mg以下 ※サンプルによって異なります。 |
電気炉 | 電気炉は2分割され、個別温度設定可能。最高1100℃ |
使用ガス |
アルゴン:(純度99.98 %以上、0.3±0.1 MPa) 酸素:(純度99.7 %以上、0.3±0.1 MPa) |
計 量 | ループ計量方式 |
分注器 | シリンジポンプ、5 mL |
出 力 | イオンクロマトグラフデータ処理のスタート信号(接点) |
電 源 |
HF-500:AC 100 V、50/60Hz 1100 VA GA-500:AC 100 V、50/60Hz 150 VA |
寸法・質量 |
HF-500:約320(W)×430(D)×500(H) mm、約25 kg GA-500:約250(W)×430(D)500(H) mm、約22 kg |
※ イオンクロマト装置は別途必要です、詳細はご相談ください。
※ 装置制御用にパソコンが必要です、詳細はご相談ください。