窒素・硫黄・ハロゲン測定装置(元素計)
TS/TN/TCL-5000H オプション
オートボートコントローラー ABC-500
液体試料の注入やボートのセットを手動で行います。試料が載ったボートは、設定されたプログラムで横型炉内へ導入されます。
サンプル | 固体試料・液体試料 ※1 |
---|---|
サンプル量 | 固体:30 mg 液体:100 µL |
サンプルボート | 石英、磁製、焼結石英、セラミック ※2 |
ボート冷却 | ペルチェ方式 |
電 源 | AC 100V、50/60Hz、40VA |
寸 法 | 約450(W)×250(D)×180(H)mm |
質 量 | 約9kg |
※1 液体試料はシリンジ注入です。サンプル量に適したシリンジをお選び下さい。
※2 無機試料または使い捨てをご希望の場合は磁製をお選び下さい。
液体/固体用オートサンプルチェンジャー ASC-570LS
液体測定モードと固体測定モードがあり、各測定対象の自動測定ができる装置です。測定用のヘッドとトレーを交換することにより測定モードを切り替えて使用することができます。
対象試料 |
液体測定モード:液体 固体測定モード:固体、不揮発性液体 |
(液体)試料容器 | セプタム付バイアル 2mL、4mL |
(液体)サンプルバイアルビン数 | 2mL:120個 4mL:84個 |
(液体)注入方式 | ガスタイトマイクロシリンジ 25、50、100μL |
(固体)試料量 | 30mg以下 |
(固体)サンプルボート数 | 49個 |
(固体)サンプルボート | 焼結石英製、セラミック製 |
電源 | AC 100V (50/60Hz) 192VA |
寸法・質量 | 500(W)×460(D)×600(H)mm、約27kg |
※液体試料は手動によるシリンジ注入です。サンプル量に適したシリンジをお選び下さい。
窒素検出器 ND-500
窒素検出器ND-500を接続することにより、1回の試料導入で硫黄と窒素の同時測定を行うことができます。
ガスインジェクター GI-510
ガスタイトシリンジで気体試料を注入するタイプのインジェクターです。不活性ガス中へ注入するので安心して使用できます。
対象試料: | 気体試料 |
---|---|
注入量: | 液体標準試料:最大20μl(ガスタイトシリンジ) 気体試料 :最大10ml(ガスタイトシリンジ) |
使用ガス: | アルゴン(純度99.98%以上 200~400Kpa) |
電 源: | AC100/115/230/240V、 50/60Hz、 20VA |
寸 法: | 約220(W)x200(D)x110(H)mm |
質 量: | 約4Kg |
自動ガスインジェクター GI-520
シリンジポンプで気体試料を注入するタイプのインジェクターです。気体試料の測定を自動で行います。不活性ガス中へ注入するので安心して使用できます。
対象試料: | 気体試料 |
---|---|
注入量: | シリンジポート 液体標準試料:最大20μl 気体試料:最大10ml シリンジポンプ 気体試料:最大25ml |
使用ガス: | アルゴン(純度99.98%以上、200~400kPa |
電 源: | AC100/115/230/240V 50/60Hz 70VA |
寸 法: | 約180(W)x360(D)x500(H)mm |
質 量: | 約13kg |
全有機ハロゲン吸着装置 TXA-04
全有機ハロゲン(AOX)測定用の活性炭吸着装・洗浄装置です。活性炭カラムをセットし自動的にAOX吸着・硝酸洗浄を行います。
注入方式 | ディスポシリンジ:20mL |
---|---|
通液方法 | 自動ビュレット方式 |
チャンネル数 | 3チャンネル(サンプリング2、洗浄1) |
最大通液 |
試料通液用ビュレット:300mL 洗浄用ビュレット:50mL |
通液速度 | 3.0mL/分 |
ビュレット数 | 5本(試料通液用、無機ハロゲン洗浄用) |
カラム | φ3×40mg/1カラム |
電源 | AC100V 50/60Hz 50VA |
寸法 | 約330(W)x220(D)x500(H)mm |
質量 | 約8Kg |
プリパックドカラム TXAPPC
活性炭をガラスカラムへ充填した、使い捨てタイプの全有機ハロゲン(AOX)測定用のカラムです。
吸着装置TXA-03・04型に使用可能です。
販売単位: | 100本組(10本/10組入) アルミパック包装 |
---|---|
カラム: | ほうけい酸ガラス |
活性炭: | 約40mg(粉末炭) |
上下止材: | アルミナ繊維 |
外形: | 約φ9x39.8(H)mm |
試料ボート
セラミックス | 主に固体試料測定で使用します。熱の変形に対して石英より弱く、繰り返し使用するとボートが破損する恐れがあります。一方、石英を腐食する物質に対する強度は高く、磁製のボートより載せることができる試料の容積が大きいという特徴があります。ASC-570LSの固体測定モードにおける自動測定で使用することができます |
石英 | 主に液体試料の測定に石英綿を詰めて使用します。熱の変化に対して強く、繰り返し使用に適しています。一方、アルカリ金属やアルカリ土類金属などが含まれる試料を測定すると失透するため、使用には注意が必要です。ASC-570LSの固体測定モードにおける自動測定で使用することができません。 |
焼結石英 | セラミックス製ボートと同じ形状で、材質は石英です。熱の変化に対して強く、繰り返し使用に適しています。一方、アルカリ金属やアルカリ土類金属などが含まれる試料を測定すると失透するため、使用には注意が必要です。ASC-570LSの固体測定モードにおける自動測定で使用することができます。 |
磁製 | 主に固体試料測定に使用します。比較的安価であるため、燃焼後の残渣により使い捨てにする場合にすることを推奨します。ASC-570LSの固体測定モードにおける自動測定で使用することができません。 |
ニッケル | ボートへの腐食を防ぎたい場合に、セラミックス製や焼結石英製のボートの中に設置して使用するインナーボートです。腐食成分がインナーボートに残るため、インナーボートは使い捨て運用します。硫黄測定においては、測定値が低くなる場合があるため、インナーボートの使用は推奨しません。 |